今回の話題
- リアウ産スマトラオオヒラタのマットのみ産卵セットを組んだ
- レア産地はインブリードになりやすい
- カラーアイはあまりサイズが出ている個体が少ない
さて、先日産卵セットを組んで幼虫3匹と卵を少しゲットしただけにとどまっていたリアウ産スマトラの産卵セットをマットのみで組んでみました。
前回の産卵セットのときに材に産卵した♀なので、マットのみ産卵は少々不安が残ります。近所のペットショップに材の在庫が無くなっていて、週末にでも専門店に行って材を仕入れたらいいんですけど、今回は待ちきれなかった形です^^;
これで産んでくれたらいいんですけど・・・(´-ω-`;)
スマトラオオヒラタといえばその名の通りスマトラ島に生息していて、アチェやベンクール産のものが流通量が多い感じですけど、僕が持っているのはリアウ産です。アゴの内歯の位置が産地によって違う傾向があるようですね。
リアウ産はあまり流通が大くないので、どこがでクロスかけたいときにリアウ産を新たに購入することになると思いますけど、タイミングによっては苦労しそうなところがちょっとリスクかなと思います。
産地が異なる個体のブリード(ハイブリッド)って、禁忌というか、嫌われますよね。このへんは業界のきれいなところというか、好きなところです。
スマトラとパラワンの中間とかもいるみたいですけど、本能に近い部分でそんなことしたくないって強く思いますね。多くのブリーダーがそう思っているんじゃないでしょうか。
まあ・・・以前はタランドゥスとレギウスのハイブリッドが出回ってた時期なんてのもあったようですけど。
で、素直にアチェ産やってればよかったんですけど、今回の個体はカラーアイに魅かれちゃった感じです。
カラーアイってこのご時世、別に珍しくもないですよね。
ただ、個人的な印象になっちゃいますけどカラーアイ系のクワガタはなんとなくサイズでてない印象があります。特大のカラーアイなんてあまり見かけませんね。いたらそうとう高価なんじゃないでしょうか。
そんな感じで今回も♀に多産を祈ってのセットです。前にダイオウで幼虫10匹全滅なんてことも経験しているので、初令の扱いには注意しないといけないです。
以上!
オオヒラタ系は比較的寒さに強く、日本への帰化が危惧されています。飼うなら必ず最後まで飼いましょう!!