今回の話題
- パプキンが蛹化の際、巷でいう「ツタンカーメン」状態に
いやあ、噂には聞いていましたよ。ただ、自分のところで実際にお目にかかることになるなんて思いもよらなかったです。ちっとも嬉しくないです。
パプアキンイロクワガタの・・♀だと思うんですけど、この個体は蛹室を作った段階で問題がありました。↓
蛹室を見事なまでに縦に作っていた困ったちゃんは人工蛹室に移したわけですが。。。
蛹化の段階においてもとんでもないことになってしまいました。
この、頭は幼虫で体は蛹の状態をその容貌から俗に「ツタンカーメン」なんて呼ばれたりしています。
蛹室を縦に作った上にツタンカーメンで蛹化だなんて、これはもう伝説ですよね。残念ながらもうまともに生きることはもう出来ません。
聞くところによると、頭部の殻を精密ピンセット等で取り除ける場合と、取り除けない場合があるということなのでチャレンジしましたが、結構固くて取り除けませんでした。
このままだと・・・
蛹のまま☆になるか、羽化出来ても頭部が奇形として形成されるためエサを食べることが出来ず☆になるという話です。
すでに短命は確定してしまっている状態です。明日をも知れぬ事態ですね。
蛹室を縦に作ったときはアホだなーと笑って済む話だったんですけど、こうなるともう死期を待つのみです。
この子の親の親の世代からの累代ですが、今回はCBF1にしたのでこの現象は血の濃さからくるものではないのではないかなと思います。
今年1年だけで拒食症や脱皮不全のみならず、蛹室形成不全から羽パカ、蛹化時足交差奇形、果てはツタンカーメンまでと。幼虫トラブルはだいたい経験してしまったように思います(・´ω`・)
けっこうかかえてる数が増えているということもあるんでしょうけど、やっぱりトラブルは悲しいものですねえ。