今回の話題
- アスタコイデスWDペアのペアリング
- アルケスツヤのペアリング
ペアリング~産卵セットが成功するかどうかは♂と♀の成熟ができているかということが一番関係が有るわけですが、WDっていうのはそれがよくわかりませんね。
雌雄ともに成熟しており、♀は既に交尾済みっていう感じのことが多いようには思いますが、分からない部分もあります。
例えばローゼンベルゴオウゴンオニクワガタ等は購入の際にWD表記がされていても、そのほとんどが現地飼育品です。
ローゼンの現地飼育品というのは、現地でつかまえてきたクワガタを材飼育で繁殖させているもので、既に交尾が済んでいる可能性は他の種より断然低くなります。
一方で、種によってはWDはそのほとんどが灯火採集で入手されていて、既に交尾が済んでいる場合が非常に多いという話を大阪の某ショップで聞いた事があります。
なのでWDのクワガタをペアで購入した場合、せっかくペアで入手しているし寿命が見えないのでいきなり産卵セット投入よりペアリングを優先するべきではないかなと思います。
とは言え、♀殺しが頻発する気性の荒い種の場合は悩みますけど(ノд・`)
というわけで、アスタコイデスノコギリクワガタWDとアルケスツヤクワガタWDをそれぞれペアリングを試みました。
結果から言うと、アスタコは成功してアルケスは難航しました。
アスタコは冒頭の写真のような状態にすぐになってくれて、理想的なハンドペアリングだったんですが、アルケスの方は、目を離したスキに♂が♀を挟んで持ち上げている状態になっちゃってました。(焦っていたので写真撮る余裕ありませんでした)
アスタコの方は2~3日経過を見て産卵セットに投入したいと思っています。
アルケスは、ペアリングにこだわらずに産卵セットにもう♀をいれちゃいました。セット方法はラコダールと完全に同じパターンでのセットです。
前述の通り既に交尾が済んでいる場合も多分に考えられますので、そっちに期待する方がいいという判断です。もしなんらかの相性が悪くまた♂が♀を攻撃して死なせてしまえば、もう代わりはいないわけですし。。
全てが自分の思ったようにはいかないですね。そこが面白いんですけど^^