今回の話題
- 赤レギウスのおいがけ実施
- おいがけの考え方は人それぞれ
先日の産卵セットの結果を受け、おいがけしてみることにしました。
↓先日の産卵セット詳細
まだ卵持っているだろうということと、前の交尾からしばらく時間が経っているだろうということでおいがけです。
この「おいがけ」というのは再度交尾をさせることなわけなのですが、このおいがけに対する考え方はそうとう人それぞれな部分がありますね。
おいがけをする主な理由としては
- 無精卵が多い
- 前交尾から時間が経っている
- 産み渋る
- 産まない
こんな感じですかね。ブリーダーの考え方も様々で、交尾は一発勝負という方もいれば、はじめの交尾は精液渡せてないと考えている方もいます。
僕はまだおいがけに関して自分の考え方が確立出来ていないわけですが、おいがけによって何か状況が変わるのかどうか気になるところです。
種によっても違うでしょうから難しいところもありますが、自然界においては♂と♀がエンカウントすれば交尾が始まるはずです。ですので、エサ場に♀がいる時点で交尾が始まる可能性がけっこうありますよね。
ということは、自然界においてもおいがけというのは♀がエサ場に来る時点で頻発していることになります。そう考えたらおいがけって何の問題もなく積極的に実施すればいいじゃないかという発想にも至ります。
が・・・
寿命削りますよね。交尾。
単純に体力使うだろうし、見るからに交尾ってクワガタにとって消耗だと思うんですよね。このへんが問題なわけで、レギウスのような比較的寿命が長くて丈夫な虫でないなら躊躇するところです。
以前メリーに入念に交尾させたら数日で♀が☆になったという経験もあり、レアケースなのかなとも思いつつやっぱり交尾期間長かったのかなと思うわけです。
こういった正解がない、もしくは分からないものに対しては自分ルールを考案するしかないです。
他にもクワガタ飼育してて、これはブリーダーによって考え方違うだろうなと思う場面がけっこうあります。初令管理や卵管理もそうでしょう。細かいことをいえば菌糸ボトルへの投入手順ひとつとってもそうかもしれません。
まあ、だからこそブリードが面白いという部分も大いにあると思うのだけれど。