オオクワガタ クワガタで副業

オオクワガタについて思うこと

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↑能勢SR85

今回の話題

  • オオクワガタはかっこいいしブリード初心者にとっても飼育しやすい種
  • ただしハイレベルな個体を目指すと青空天井でゴールがない泥沼レースになることも
  • 副業として見た場合オオクワガタは参入障壁が高過ぎる

オオクワガタはかっこいい上に初心者でも飼育しやすい

単純に、飼育して産卵させて羽化させるという過程において、難易度そのものは高くないです。外国産カブト入門でヘラクレス飼育をショップでおススメされたりするのと少し似てますかね。

僕も初めて手を出したクワガタはオオクワガタでした。

四季のある日本での種ですので当然冬眠しますし、温度管理も過度な高温(30度以上)に気を付けて飼育していればそんなにトラブルはないはずです。性格も比較的大人しく、メス殺しのリスクもサイズにしては低いです。巨体の割にカブトムシと違ってエサであるゼリーの消費も割とゆっくりです。

産卵においてはマットには産卵しないので産卵木が必要ではありますが、少々固めの材でもバリバリ齧って産卵してくれます。クセが無いって感じがします。

日本でクワガタブリーダーが最も愛を注いできた種と言っても過言ではないと思います。

優秀な個体を求め始めると果てしない道が広がっている

アゴの形やサイズ等の特徴の大きく出た個体をブリードによって作出するために日本では多くのブリーダーの血のにじむような努力が重ねられています。

ちょっと考えたら思いつくようなトライ&エラーは大抵のことはすでに情報としてネットに転がっています。その中で自慢出来るレベルの個体の作出までにかかる時間と労力は果てしないものがあります。

300匹以上のレベルでブリードしているオオクワガタ専門のモンスターブリーダーが日本には犇めいていていて、それぞれが切磋琢磨して毎年にように飼育ギネスが塗り替えられます。

こんな条件の世界に飛び込んでブリードする人は、オオクワガタが本当に好きなんだと思います。

好きって気持ちはすごいパワーがありますね。日本人のオオクワガタへの情熱っていう熱量は日本の昆虫界を支える大きな柱のひとつであること。これは間違いないと思いますね。

僕もオオクワガタは小規模でボチボチながら続けたいと思っています。産卵させるのはもう来季だと思いますが、カンタケ使おうかなと思ってます。一応サイズ狙っていきたいと思ってます。

ハイレベルな個体作出のルーチンが確立できなければオオクワガタは副業としてほぼ成り立たないと思う

外国産で人気のある種やら希少種は「サイズに関係なく存在自体に価値がある」種があり、そういう種は副業としてブリードするのに適していると思うわけですが、オオクワガタは「個体の出自とサイズ他特別な特徴」に価値が無ければめっちゃ安いです。産地不明でサイズも小さいオオクワガタだったらヤフオク!でペア1000円代で手に入ってもおかしくないというか、今はそんなもんじゃないですかね。

で、その特別な特徴っていうのを出すのが大変です。アゴが太かったりサイズがすごかったりする個体を安定して出すには必ず経験・知識・技術全てが必要です。今のオオクワガタのレベルは生半可な気持ちで渡り合えるレベルではないでしょう。オオクワガタのみのブリードで黒字まで持って行くのは並大抵のことじゃとてもじゃないけど不可能だと思います。

もし安定して特別と言えるレベルの個体を安定して作出出来れば、一気にすんごい黒字になるでしょうけどね。

オオクワガタが好きでついでに副業したいなら、他のマネタイズの良い種のブリードと同時進行でオオクワガタを頑張っていくというのが現実的にはひとつの方法かなと思います。けど、自分の上達を考えるとオオクワガタ一筋が一番早いような気もします。この辺はわかりませんけどね。

僕のスタンスとしては他の外国産クワガタも好きなので、オオクワガタもその好きな種の中のひとつとしてぼちぼちやっていこうというスタンスです。けっこう種自体は広範囲でやってるので、オオクワガタ飼育に応用できそうな何かがみつかればいいな。そしてラッキーパンチでギネス出ないかなーって感じです。出ないでしょうけど。

要するに、自分の中から溢れ出る好きな気持ちに従ってオオクワガタ頑張っていきましょー!って話です。

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