今回の話題
- 優秀な産卵材で有名なハイパーレイシ材を使用したマイ産卵セット例紹介
先日ペアリングした赤レギウスの産卵セットをそろそろ組もうかなと思ったので、参考になる人がいるかわかりませんがついでに記事にします。ちなみに先日の赤レギの話↓
では、早速いきましょう。
用意するもの↓
- ハイパーレイシ材
- ドリル(マイナスドライバーでも可)
- ゼリー
- 足場(転倒防止剤)
- ♀
まず、ハイパーレイシ材の菌の皮をキレイに剥き、ドリルで穿孔誘導穴を空けます。
ドリルで穴を空ける場所は、芯と皮の中間あたりがいいです。柔らかいのでマイナスドライバーでも時間をかければ空けれると思います。
穴を空ける理由は、
- 産卵行動を誘発させる
- 潜って欲しい場所を予め決められるので、♀が穿孔で材を貫通したり、芯の密集で産卵床が小さくなるリスクを少しでも下げる
足場を作ったケースにハイパーレイシ材をケースに入れます。小ケースで十分です。足場はこんなやつです。
別にこんないいやつでなくても100均で売ってるやつを丁度いい大きさにカットしたもので十分です。うちはダイソーで買ってます。
あとはエサを置いて♀をそっと穴に突っ込んでおくだけ。完了。
温度は高めがいいという意見をチラホラ聞きますけどうちでは常に22~23安定なんで、そんなに高くなくても大丈夫だと思います。ペアリングについてもそうです。
産卵セットの成功を左右する最も重要なカギは♀の成熟だと思っています。タラレギの場合うちでは羽化後7~8か月の♀の産卵成績が良いです。ババオウゴンオニは羽化後5~6でちょっと早いですが。
♀のタイミングさえ良ければ、だいたいこのまま潜ります。
最初にメスを突っ込んだ段階で潜ってくれなくても、3日以内くらいで潜ってくれたらOKです。それ以上かかるなら長期戦になることが多い印象です。
諦めかけたころに、思い出したように潜る♀もいますが。(´ω`;)
だいたい産む気がそんなになくても上記写真ぐらいまではけっこう齧ったりします。なので、問題はここから♀がどんどん潜るかどうかですね。ここで♀が出てきてしまうとだいたい難航して長期戦化することが多いです。
まあ、これくらい穿孔してくれたら産卵床の大きい小さいは別にして多少なりとも産卵してくれている期待が持てると思います。
齧りカスが爆発しました笑
こうなったらだいたい大丈夫です。爆産を期待できる感じです。
20オーバー欲しいなー(´ω`*)ワーイ