今回の話題
- 今やっているバクテリア検証活動の概況報告
今日フォルスター原名亜種やボーリンの孵化が二けた到達した記念ということと、ツイッターの方で何人か方から反応があったのでここで一度自分の活動をまとめておきたいと思います。まあ大したことない話ですが(;’∀’)
まず、バクテリアの扱いを通した飼育のねらいとは、
- ①幼虫の効率的な栄養摂取を促す
- ②免疫の強い幼虫にする
- ③発色の良い成虫にする
- ④フタマタ・シカクワガタ用の産卵材の仕上げとして効果を発揮する
これらのうち、①から③はまだ結果が出ていなかったり、国産カブト幼虫の自作発酵バクテリア配合マットでの大量死もあって検証持越しです。
幼虫は有益バクテリアを対外反芻しながらバクテリアに頼りきった栄養摂取をしているはずなので、栄養側ばかりでなくバクテリア側を操作することで幼虫の成長に大きな影響を与えることができる・・・はずだと思っているんですけど、ベストな結果を確信するまでにはそうとうな時間がかかりそうです(*_*;
というのもバクテリアといってもその種類は幾多とあり、配合量も関係があるでしょうからなかなか遠い道のりなんですよね。今はアクアリウム用のバクテリアに目を付け、数種の酵母菌及び乳酸菌、納豆菌、他有益バクテリアと酵素、あと天然ミネラル等々を主に検証していますが、幼虫飼育においては目に見える変化は今のところ感じられません。
菌糸と同居出来ないかと思い、菌糸ブロックを崩した際にバクテリア水溶水を加えて詰めても菌は回るようです。菌糸が回ってバクテリアが死んでるかどうかは知りません(^^)/ワカラン。これやってるとだんだんアホな飼育専だと自嘲してしまったりしますが・・・
以上。なんもわからんやないか!結局気持ちの問題なのかもしれんな!!!!(爆)
ただ、④。
これについては個人的にはそうとうな検証結果が得られました。むしろこの④の成果だけでも今回のバクテリア水溶水を作って本当に良かったです。
明らかにこれまでマンディブラリスやセアカフタマタ、フォルスターキヨタミに苦労してきました。が、この水溶水でバクテリア化すると劇的に幼虫取れ始めました。
分かったことは材の質ではなく状態が最も大事なのではないかということ。
柔らか目の材で水分少な目でカブトムシのフンなどで防カビするという一般常識に追加で、バクテリア水溶水でバクテリア化してフカフカな状態にすれば今のところ無敗です。
もっと言ってしまえば・・・
「普通のナラ材で、厳選柔らか目とかでなくて少しくらい固くても十分成果が出ます。」それがボーリンでも。シカは知らん。・・・あ、そういえばタイワンシカならこれでたくさん幼虫取れました。
フォルスターニシで一気に孵化幼虫40いきましたので、ここから火が付きました。ボーリン初挑戦で幼虫2桁確保というのは昨年の自分からしたら泣ける成果です。
やってよかった・・・
こないだ頂いたサヌチフタマタも頑張ります( `ー´)ノいつも調子のったらすぐ落とし穴があるので注意しつつ・・・
おわり。