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幼虫購入からブリードするリスクについて

投稿日:

エレファス君90g♂(体重乗りません(・´ω`・))

今回の話題

  • ブリードをする上で幼虫購入をするリスクについて

ブリードを考えているなら、幼虫購入より断然成虫の購入

高額種でも、幼虫であればけっこう安価で手に入ったりしますよね。なのでついつい幼虫から飼育してブリードすればいいんじゃないかと思っちゃいます。でも、ブリードを考えているなら少々高くても成虫から飼育する方がリスクが少なくて済みます。

幼虫から購入すると成虫購入より安価なぶん、幼虫飼育中の病死などのトラブルや蛹~羽化にかけての不全、さらには羽化ずれによるペアリング適正期のずれなどからブリード出来ないリスクがあるからです。

そもそも幼虫期間が短い種なら大したリスクにはなりませんが、

幼虫期間が長い種はリスクが高いです。特に大型外国産カブトムシでは幼虫期間が3年もかかる種もあります。これらの幼虫期間の長い種はかなりリスクが高いと言えると思います。

まず、幼虫期間中に正しく飼育しなければ成虫まで育てることはできません。アクティオンオオカブトなどは幼虫期間が3年と長く、成虫期間が数か月と短いです。さらには♂と♀で羽化ずれしやすいと3コンボです。

羽化ずれ対策として♂と♀で飼育温度を変えて、♂の方を少し温度帯の高い場所で管理する方法はありますが、どの程度の温度差で管理すれば良いかなどは初挑戦でなかなかうまくいくものではありません。つまり勘にと運になってしまいます。

幼虫を販売してくれる人の中には、羽化ずれ対策として成長の早そうな♂と成長の遅そうな♀をセットにしてくれる大変親切な方もいらっしゃいますが、誰もかれもそういう親切な方とは限りません。そして残念ながらそれも羽化ずれをしないことを保証できるものでもありません。

なので、ブリードするという目的の上では幼虫からの飼育は少し難しい部分があります。(でも僕も幼虫から飼育している種がけっこういますが(ノд・`))

ブリードという目的において一番良いタイミングは成虫の後食直前くらいだと思います。後食していなければ必ず産卵していないので、高額種によくありそうな「産卵させた後に新成虫として売られている」という被害がありません。

しかも、普通に飼育管理していればペアリングと産卵にチャレンジするチャンスがほぼ与えられ、それが乗り越えられれば爆産ということになるかも知れません。

幼虫からの飼育でブリードするために、幼虫を1ペアでなく数ペア購入して飼育すればもちろんリスクは減りますが、「安全にブリード出来る量の購入を考えていたら新成虫1ペア購入する方が安かった」なんてこともあるんじゃないでしょうか。

とは言え、超高額種なんて成虫で買う経済力の余裕は無い人がほとんどでしょう。リスクが高く、せまき門かも知れないということを承知で幼虫1ペアからやってみるというのも夢があっていいかも知れないですけどね(`・v´・ )ノ

ちなみに上の写真のペアの♀はもう蛹になって1か月です(ノд・`)もうすぐ羽化

エレファスちゃん♀

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