今回の話題
- ダニ対策について
ダニを100%防ぐのは無理なのか
気持ち悪いですよね~ダニ。ダニという単語がもう無理な気がするのでここではあえてダニエルと呼んでいきましょう。
理由や対策を下でだらだら述べますが、結論からいうとダニエルを100%防ぐことは不可能だと思います。
ダニエル対策マットやゼオライト、又はダニエル対策スプレー等のダニエル関連商品は多数出回っていますが、そもそもダニエル関連商品のほとんどは「ダニエルが出たら対策する商品」であることの方が多いと思います。
もちろんダニエルの気配がないにも関わらずダニエル対策針葉樹系マットを使用する予防意識高い系の人も居られるでしょうけど、マイノリティじゃないでしょうか。
しかもいくら意識高く予防線を引いていても、ダニエル発生で悩むのはWDの野外品のパターンが多いです。購入・採集当初から翅裏に潜んでいたダニが繁殖してしまって困ることは、カブクワ飼育する人ならだいたい経験することではないでしょうか。
そもそも野外で生活しているカブトムシやクワガタムシは針葉樹にはよりつきません。なので防ダニエル効果の期待出来る針葉樹系マットは清潔感があっていいのですが、ずっと針葉樹系マットで生活させると可哀想という感情が生まれたり、寿命に影響が出るのではないかという一抹の不安はつきまといます。僕の感覚からすると別に問題なさそうですけど(´-ω-`;)ウーン
寿命には問題無いかも知れないですけど、体感ですけど針葉樹系のマットもハスクチップもぶっちゃけあんまりダニエル除去には効果が無いと思います。それよりも乾燥という状態が最もダニエルを除去できる環境なのではないかと思っています。
カブクワの環境は20度ちょいの丁度いい湿度・温度に丁度いい感じに発酵したマット。さらにはエサまであるわけですからダニエルにとって天国の環境です。なので、逆にダニエルも住めない環境なんてダメだと割り切るブルーダーやショップ経営者もいるみたいです。
でも諦めたくないですよね。ダニエルなんて大嫌いですし。
そこで、いろいろ試したダニエル対策用品の中で最も効果のあった対策を紹介します。僕の体感なので統計的・学術的な裏付けはありませんので、一応そこはよろしくお願いします。
「なるべく粒子の細かいヒノキ系で乾燥したマット」
これですね。乾燥というのがキーワードです。さらにゼオライトを混ぜ込んでもいい感じじゃないでしょうか。
ただし、乾燥は生体のフセツ取れの原因になり、引いては寿命にも影響が出ると思いますので、時期を見て通常の飼育マットに切り替える必要があると思います。
僕の思うダニエル対策はこんな感じです。もっと何か良い案や対策がもしあればぜひとも教えて頂きたいです。良い情報を僕自身渇望しています。