今回の話題
- フォルスターフタマタクワガタ(原名亜種)蛹化開始確認
- 菌糸交換のショック蛹化かも
はい。フォルスターの話題です。原名亜種フォルフォルです。
昨年の9月割り出しの個体をご厚意で頂いた個体です。
フォルスターは現在フタマタで一番好きなクワガタなのでブリード頑張ります。今回は菌糸の交換後すぐの蛹室なので、いわゆるショック蛹化というやつかもしれないですね。♀の方もちょうど同時に蛹室を形成しにかかっているのでとりあえず羽化ズレはしなさそうです笑
ショック蛹化というのもいろいろあって、今回のような3令幼虫が羽化にむけた行動を開始するきっかけとなるというのは良い方で、たまに2令幼虫なのにショック蛹化してちっさい個体になってしまったりします。
ニジイロクワガタの♀とスマトラオオヒラタの♀で昨年経験しました。
オオクワガタは例外として、基本的には菌糸は頻繁に替えない方が良いと師匠にかなり前に教わったわけですが、今回それを改めて肌で感じることになりました。
とはいえ、使用する菌糸をカワラ菌糸に絞っているため、どうしても他の菌糸に比べて扱いに気を使わないといけないというか、傷みやすいです。
肩口からくる劣化と、幼虫投入時の穴のあけ方などまだまだ試行錯誤中ですが、自分なりに傷みにくい菌糸の詰め方と管理方法についてトライ&エラーしていきたいと思います。
ともあれ、今回のフォルフォル蛹化開始はかなり嬉しいです。無事に羽化までいってほしいです。そしてブリードしたい!!
フタマタクワガタのブリードについてはやっぱり材だと思うんですよね。カビないというだけではなく、産んでくれる効果的なバクテリア材の作り方。フタマタブリーダーはだいたいオリジナルなやり方で産卵をクリアしていますので、僕も早く安定した自分なりの産卵セットを考案したいところです。