今回の話題
- 売り手側から見た死着対策についての自分の心構えについて
死着というものは出来るだけあって欲しくないですが、生体である以上100%必ず死着が無しとはいきません。
昆虫の販売における発送で、死着してしまった場合にどう対応すれば良いのかという問題は必ず付いて回る問題と言えるでしょう。
そして同時に、副業として昆虫を自己ブリードして販売しようと思うと必ず向き合わなければならない問題です。
僕自身来月を目途にぼちぼちヤフオク!での昆虫販売参入の予定です。
なので、ここで一度しっかり死着リスクと対応について僕なりに考えておきたいと思います。
輸送中のグレードダウン・死着保証は出来ないが、全力で死着対策をする
生体は唯一無二のものである以上、代替品があったとしても保証にはなりません。そして、死着の責任を負うことも出来ません。
昆虫のネット販売において、生体を直で見たいのなら専門ショップに行ってもらう他ないわけで、対面で取り引き出来ず、輸送リスクもあるからこそオークションの価格はショップより基本的に安くなるわけです。
しかしながら、当然死着に関しては出来る限り最大限の対策を講じる必要があります。取引の相手の評価が自分の唯一のブランドであり、後々の買い手の方の数少ない参考資料となるからです。何より、自分が時間をかけてブリードした個体です。輸送で死なせたくありません。
死着なんて、買い手も売り手も悲しいだけです。
夏の保冷剤や冬のカイロ等、常識的な部分はもちろんのこと、買い手側からの要望が特に有る場合は出来る限り応えるべきであると考えています。
温度、湿度、蒸れ、空気、時間など、生体のコンディションと生育ステージによってケースバイケースの梱包が必要で、全てに対応できる梱包というものは無いんじゃないでしょうか。
プロではないですが、思いつく限りの対策を講じるつもりです。
発送については宅配か郵便ですがこれはけっこうグレーな話になるのでそのうちまた別で記事にします。
万が一死着してしまったら
死着してしまったら・・・
あまり考えたくないことですけどね。
死着保証は出来ませんが、発送翌日午前中の受け取りにもかかわらず死着だった場合や、客観的かつ明らかに当方によるまずい梱包があった場合。もしくは当方による日時の指定の誤りについては返金による保証対応をするべきケースも出てくるのかなと思います。
そこは個別で対応させて頂こうかなというところです。
死着は最悪、疑心暗鬼スパイラルに・・・
買い手は「死着保証ないから最初から弱ってたの送ってきたんじゃないのか」
売り手は「受け取りの不備・管理の不備・果ては苦情押しによる保証目的で嘘じゃないか」
取引が死着になってこんな疑心暗鬼スパイラルになってしまっている状況を稀にですが見かける事があります。
元は虫が好きな人同士なんじゃないですかね。
悲しいことです。