今回の話題
- 今年僕が挑戦するクワガタ飼育におけるバクテリアの有効活用
幼虫の効率の良い栄養摂取について
現在、クワガタの幼虫を飼育するにあたっては菌糸をエサとして用いて飼育して大型化を目指すことが一般的であり、高栄養の摂取こそが大型化を目指すうえで最も大切であるとされています。
僕も単純に菌糸をブロックで購入してひたすら詰めるというのが日常です。
菌糸が栄養を吸い出して、それを幼虫が食べることによって持続的な高栄養状態を維持させます。
これによって一定の効果が得らているのは最激戦区であるオオクワガタのギネス記録が今でも伸び続けていることを鑑みれば明らかな話ではあります。
しかし、実際に飼育して見ると同じ親、同じ菌糸、同じ温度、他いろいろな環境をいくら一緒にしても幼虫の体重はかなりの変動があり、栄養摂取の効率に差がかなり出ます。
これがなぜなのか。そして個々に食欲や食べるスピードに差があるのはなぜなのか。
もしかしたら、エサの栄養価はすでにかなりの高い水準にあるものの、その消化吸収が幼虫サイドでさほど上手に出来ないために幼虫の成長過程に大きな差を生み出しているのではないか。
この辺りの理解を深めていくことが、大型化のみならず効率的な飼育に繋がるのではないか思います。そこで今年はバクテリアの活用にチャレンジしていきます。
幼虫サイドの吸収を強いものすることを狙いとするバクテリア使用挑戦
ご存知の通り、幼虫の栄養の摂取はバクテリアに完全に依存しています。つまり、消化吸収に有効なバクテリアが幼虫の体内でより多くが活動作用していれば、吸収は早く強く促されると思われます。そしてそれはそのまま幼虫の食欲、引いては体重に直結するものとします。
これが大前提です。ここが揺らげば今年の挑戦が無駄になっちゃいます(ノд・`)
まあ、それならそれも良し!楽しんだ者勝ち!
・・・。
というわけで、今期幼虫のエサにバクテリアを投入してみます。一言にバクテリアと言っても、どの種類のバクテリアがいいのかわかりません。専門家でもないですし。
最も確実だと考えられるのは、同種の幼虫のフンでしょう。フンには間違いなく消化吸収に関与しているバクテリアがいるわけです。
ですが・・・新鮮なフンを安定量、常に準備するのは難しいです。
というわけで今回はアクアリウムからヒントをもらい、アクアリウム用のバクテリア使ってみます。
まずはアクアリウムのバクテリア使ってみることに
アクアリウムにおいてはバクテリアの使用が進んでおり、当たり前のように水の立ち上げにバクテリア投入します。
主に死骸やフン等から出るアンモニアを無害化させる目的として使用されていますが、観賞魚の腸内を綺麗にして免疫を高める点においても一役買っています。
これですね。
腸内環境を整えると、免疫力が増進し、エサの消化・吸収がアップし、食欲モリモリになるはずですので。
まあ、本来幼虫が持っているバクテリアをそのまま培養出来れば話が早いわけですけど出来る気がしないので、どうせなら冒険してみます(`・v´・ )ノ
果たして何が起こるのか!意味はあるのか!
(・`ω´・)こうご期待
まずはバクテリア投入方法から考えなくてはいけませんが笑