今回の話題
- カワラ菌糸は初心者こそ使うべきだと思う件
カワラ菌糸って、扱いがめんどくさいとか傷みやすいとか言われてて、初心者向けではないですよーって言う人が多いと思うんです。
でも、僕は初心者こそカワラ菌糸を使う方がいいと思います。
自分が今後飼育する種が最初から決まっているわけではなく、今後いろいろな種を経験してみたいと思っている人は特にそうだと思います。
カワラ菌糸の方が良いと言う人が多い種や、カワラ菌糸だけでしか育てられない種なんかもいたりするからです。逆に菌糸で飼育できる幼虫でカワラ菌糸が使えない種は聞いた事がないです。僕の勉強不足でもしかしたらいるのかも知れないですけど、少なくともとりあえずこれまでの飼育歴では聞いた事がありません。
つまり、カワラ菌糸使ってたらだいたい全部まとめられるんですよね。
ある程度飼育数を抱えていたなら、それってかなり飼育が楽になると思うんです。
カワラ菌糸がちょっと敬遠されがちな点としてよく言われているのは
- 傷みやすい
- ぐちゃぐちゃになりやすい
- 特有のにおいがある
- 時間経過とともにゴム化して固くなり、割り出しのとき苦労する
ぱっと思いつくのでこんな感じでしょうか。
傷みやすいのはボトルの壁面剥離からくるものがほとんどだと思いますので、壁面剥離を防ぐために菌糸を詰める際にボトルの肩口をしっかり詰めておくことや、詰めた後に振動を与えないように気を付けることで一定の効果があるのではないかなと思います。
ボトルに幼虫を投入する際、上部の菌糸の膜を端っこまで剥がさないようにすることも対応策なのかなと思います。
カワラ菌糸の上部の膜を剥がさないと酸欠になると言う話はたまに聞きますが、僕は実感として感じたことは有りません。都市伝説だと思っています。
ぐちゃぐちゃになるのは温度が高いときに起きやすいのではないかなと思うんですけど、僕はあんまり経験ないんですよね。菌糸は全部カワラ使ってますけどね。夏場温度管理出来ない環境であれば考え物ですが、カワラ菌糸を敬遠する理由としては基本的にはあまり考えないで良いのではないかと思います。
においはしょうがないですね。これが受け入れられなければどうしようもないです^^;
固くなるのもどうしようもない部分ですね^^;メーカーによってはゴム化しにくいロットを開発してくれていたりしますけど、結果的に固いものは固いです。端っこから少しずつ砕く感じで幼虫に傷をつけないように気を付けなければいけないわけですが・・・これは慣れです(ノд・`)
とまあ持論を展開してきたわけですが、カワラ菌糸。いいですよ^^