今日の話題
- 冬のクワガタ発送の梱包について
夏は夏で大変で、冬は冬で大変。そして何にでも通用する絶対的な正解というのは無い。これがカブトムシやクワガタの発送だと思ってます。
今日ちょうどクワガタを発送する機会があったのでこの話題に触れてみたいと思います。
梱包についてはいろいろ意見がありますが、正解かどうかという観点では「無事に着けばそれが正解」だと思います。
基本的には大手ショップから購入した場合の梱包がお手本になるかと思いますが、今回は今日の自分の梱包方法を紹介してみようと思います。
参考になるかどうかは分かりません。責任も取れません。ブリーダーの方で昆虫の発送機会の多い方の中でもやり方は人それぞれかと思います。
今回は発泡箱のケースにタランドゥスのペアを入れます。この冬の時期にダンボールはちょっと考えられないです。カイロをいれようが低温種だろうがさすがに寒すぎると思います。
保温性が高い発泡箱が基本です。気温が上がってくるとダンボールでも問題ない場合が出て来ると思いますが、個人的には通年発泡箱推しです。
発泡箱に、♂、♀の入ったケースを入れ、周りを緩衝材や新聞紙、保温シートで固定します。
♀の入れ物です。乾燥系の床材(今回は檜チップ)に湿らせたティッシュ、ゼリーを入れています。翌日着の場合がほとんどなので大抵の場合ゼリーは1個でじゅうぶんかなと思います。中で暴れるとフセツとれ等のグレードダウンにつながるリスクになるので、暴れられる程のスペースはなるべく与えません。
スクリューキャップの場合はしっかり閉めておけばセロテープで蓋固定まではしなくていいと思います。
蓋に空気穴を空けておきます。
♂の方も同じ環境です。♂の入れ物は100均のものですね。蓋がスクリューでないので、閉めた後セロテープで固定します。もちろん、空気穴も空けます。
セロテープでばってん固定!
次にカイロを入れます。保温シートの外側に、生体の入れ物から緩衝材等で直接触れないように注意します。カイロはなるべく長時間のものがいいですよね。
カイロを入れたらあとは上下の固定も確認して閉めます。発泡箱の空気穴も空けます。出来れば上と横がいいのかなと思っています。
あとは蓋を閉めて完成です。
夏場はムレについて意見が割れたりしてけっこう難しいところもありますので、意外と冬場の方がベーシックな梱包がある気がしますね。
夏場なんて、エサ入れるとムレるからって嫌がる人もいたり、エサいれないと不親切だという意見をお持ちの人もいるわけで・・・
やっぱり、無事に届くというのが正解なわけで、その部分については個別で1から考える必要があるのかなと思います。