今回の話題
- 雌雄篏合体についての僕の違和感
↓情報ソース詳細
右半身メス、左側オスの両性クワガタ 4万分の1の神秘:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASM9X45BXM9XPLPB002.html
雌雄篏合体ってのはつまり右半身と左半身でオスとメスの特徴を持って生まれてきてしまった個体のことで、文字通り半分オスで半分メスって感じの個体のことです。
カブトムシアニキである哀〇翔さんが国産カブトムシの雌雄篏合体の誕生させたりして割とメジャーなものなのかなと思います。
今年の夏にミヤマクワガタ採集してる人たちがミヤマクワガタの雌雄篏合体をたくさん発見してて「今年はなんかおかしいゾ」とか「大丈夫か日本」といったツイートを何度か見かけました。
今回の情報ソースである記事には4万分の1の神秘といった感じでポジティブに捉えられていますけど、僕にとっては雌雄篏合体は神秘とは違うと思っています。
4万分の1という数字がどうはじき出されているか知りません。が、とりあえずレアだというのは分かるんですが、それが神秘的だとかすごいとかそういった感覚になれないんですよね。
そもそも生き物がそこにあるだけで奇跡であり、神秘であると思うんです。雌雄篏合体が中でも珍しいということに特別な神秘は感じません。
雌雄篏合体はだいたい短命であり、繁殖機能を持ち合わせていないと聞いています。繁殖出来ないことは生命の繋がりが持てないと意味で可哀想だけれど、自然の摂理に従って生まれたものが、等しく自然の摂理に従って繁殖出来ないということなので可哀想だと思えばいいのかどうかもよく分からないです。
ブリード個体の羽化不全や奇形は、飼育中に何か良くない点があったかもしれないので猛烈に申し訳ない思いに駆られますが、雌雄篏合体は飼育うんぬんとは少し違ったものがある気がします。
とにかく、雌雄篏合体が珍しくてすごいとかっていう感覚にけっこう激しい違和感を感じてしまうのです。
高値で取引されるというのもよくわからないです。この感覚、ズレてますかね(・´ω`・)