今回の話題
- ババオウゴンオニクワガタの幼虫順調に成長
- ボトルリレーについて
結局ババオウゴンオニの幼虫は無事2令まで成長した個体が50頭あまり取れていて、そのすべての幼虫が順調に成長しているようです。
これまでババオウゴンオニをメインに据えてきて、2令以降に限ればかなり強い幼虫だなと感じます。
これ1400ボトルです。キレイに下から食いあげるパターンだと快適に食べて大きくなってくれる感じです。
さぞデカイ幼虫だろうと体重測定してみたい気持ちがムクムクと湧いてくるのですが、ボトル交換したタイミングで暴れる可能性がそうとう高いことがこれまでで分かっているので(当環境下)限界まで引っ張りたいですね。
たぶん第一陣の♀が今月の終わりの方で蛹室作り出すので、♀の方は体重測定無しです。♂はどうしようかな・・・。
♀は孵化→200カップ→1400一本で十分いけるというか、ちょうどいいと思うので正直体重測定するタイミングがないですね^^;ババオウゴンオニは出来る限り引っ張ってボトル交換しない方がいいと思ってます。20度以下の低温飼育の場合は暴れにくいらしいですけどその温度帯の環境がないですし。
っていうかワインセラーがあったとしても幼虫50頭分の低温環境用意しようと思ったら巨大な空間と資金が必要なわけで、現実問題としてやっぱり抜本的な飼育環境改革が無ければ難しいでしょう。(ホント言うと一部のキクロ等も一緒に低温環境用意した方が良いのですが)
で、♂。
♂の場合は・・・最適なボトルリレーが難しいですね。
孵化→200カップ→2000クラスのボトル
これで最後まで一本返しでいけたら最適ですけど、ギリギリむりというか、カワラ菌糸が最後もたないケースが多いので難しいです。
800挟んで早めに2000行っても、1400→1400で行っても暴れリスクが高いです。どちらかと言えば800→2000の方が暴れないのだろうと思うのですが、そもそも200カップ終了時に雌雄判別なんて無理なので♀とのリレー差別化が難しいです。
そして交換時に暴れずに大人しくしていてくれても蛹化前にほぼ暴れるので、そのタイミングで固い食べてない菌糸の部分がが多いと体重の激減に繋がります。しかも♂は蛹化時期がけっこうサイズに関わらずメスに比べてバラバラな感じもします。
他の種で多くのブリーダーがやっているように「最後はマット作戦」したいんですけど、所謂カワラ種の幼虫をマットに入れることに強烈な抵抗があり、出来ませんね。
手持ちの幼虫は200カップの後1400に入れた幼虫と2000に入れた幼虫がいるので、当該環境でちょうどよく育ってくれればいいなと願うばかりです。
親の67mm越えたいなー^^