今回の話題
- ヤフオク!で詐欺被害に合わないための基本的な心得について
今回は、取り引きに慣れた人というよりは、初心者。
これから参入しようという人に向けた詐欺被害に合わないためのあるべき基本行動について考えてみようと思います。ほとんどの人は優良な方なのですが、一方で一部の方が詐欺行為を行っていることがあるようです。
ここ1年以上オークションで落札者側・出品者側として関わってみて、特に落札者側の立場で起こりうる幼虫詐欺、血統詐欺といった詐欺について感じたことを書き残しておきます。
幼虫詐欺に合わないために
―――幼虫詐欺は昔からずーーーっとあり、今でも存在し続けている。
というのがブリーダーなら一度は耳にするのではないかなと思います。そして、
「本当に信頼のできる人」から購入しましょうと。
信頼できる人の指標としては
- ショップである
- 取り引きの数が多い
- 良い評価の割合が多い
- 顔見知りである
- 1年以上取り引きしている
- SNS等で飼育状況を発信している
- 幼虫だけではなく、成虫も出品実績がある
- 出品物に写真の使いまわしをしていない
- 商品説明が曖昧でない
これらが重なれば重なるほど信頼できるのかなと思います。
幼虫というのはそれだけでは種の判別ができにくい場合が多く、成虫になるまでにある程度時間がかかるので発覚に時間がかかることをいいことに高額種の幼虫と偽って別の虫を売りつける。これが幼虫詐欺の手口です。ある程度の数を捌いたら行方をくらませるようです。
取り引きに慣れてくると、見た瞬間詐欺臭い出品だと思うようなものもあります。これを言えば元も子もないですが、取り引きをある程度こなすまでは出来るだけ幼虫の取り引きをそもそもしない方が無難だと思います。
取り引きをある程度こなしたり、SNSである程度活動していると知り合いが増えたりすので情報も入ってきやすいです。時間はかかりますけどね。^^;
あとは昆虫飼育をしていて既に取り引き経験の豊富な知り合いがいれば、逐一相談するというのもいいかなと思います。
血統詐欺に合わないために
これについては僕は持論があります。
「血統ものは、本家以外との取り引きはしない」
「しても別物と思うこと」
血統物は成虫になっても分かりにくい場合があります。人の手に渡って累代された血統物は、血統を謳えないと思っています。
カラーアイや色血統はいいと思うんですよ。比較的目に見えてすぐ確認できるものであれば。ホワイトアイ血統とか、ニジイロの紫紺血統とかですね。
いやニジイロクワガタの紫紺は・・・ディープブルー、パープル、ディープパープル等なんかは微妙な違いだし出品者の主観なのか写真の撮り方なのかという難しい問題がありますが・・・それは今回は別として置いておきましょうか。
ここで言っているのはオオクワガタに顕著に見られる長さや太さに関する血統です。〇年ギネス血統!とかもそうです。色についても微妙な違いを血統としているものですね。
そういうのはですね、自分で好みの個体を作出すればいいんですよ。それがブリードの大きな楽しみのひとつですから(´ω`*)